実は私は働くことが嫌いで嫌いで仕方なかった。
学生時代もほぼアルバイトはしたことがなかった。自分の時間を売っている感覚がものすごく不快だったのである。
社会人になるにあたり、周囲の友人から「あのお前が商社、、、大丈夫か?」と何度も言われていた。実際、大学4年の最後は働きたくなくて泣きそうであった。笑
そんな私だが、今では働くことに対してそれほどネガティブな感情を持っていない。
たしかに日曜の夜になると「あぁ、明日から仕事かよ、、、」と少しは思うが、それほど気にならない。
ヘタレ界のヘタレであったあずかずがどのようにして仕事に対してポジティブになることができたのかを紹介しようと思う。
私は約10年間のキャリアプランをかなり詳細に決めており、今取り組んでいる仕事は約10年後に目標を達成するためのステップと捉えている。
ゆえに「仕事=金を稼ぐ手段」というよりは、「仕事=目標達成のためのプロセス」となっている。
約10年間のキャリアプランは周囲の先輩を観察しそれぞれの先輩の良い部分を理解し、その良い部分を効率良く吸収して最終的に素晴らしい人間になるためには、、、という考えを元に逆算して考えた。
今では月・週単位で小さな目標を立てており、それらを達成することで達成感を得つつ確実に自分の目標に迫っているという充足感を得ながら日々の業務に取り組んでいる。
会社としては私から労働力を得て、私としては会社からノウハウと収入を得るという完全にWin-Winの関係が構築できている。
ここで労働の対価に収入を得るだけの状態になってしまっていると、
最低限の仕事にしかやる気が出ない→良いアウトプットができない→評価されない→仕事にやる気がでない、、、
という負のスパイラルに陥ってしまう。
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あずかずはよく意識高い系っぽくMBA行きてえ。とボヤいている。
今のところ、欧州の大学にMBAを取りに行く予定がある。
なぜ?とよく問われるが、正直何かのスキルを身につけたいとかキャリアップしたいなどといった意識の高い理由ではない。
ただ単におもしろそうでワクワクするからである。
なぜワクワクするかは自分の中ではなんとなく理解している。とりあえず今まで通り本能的にワクワクする方向に突き進んでいこうと思う。
5月病になりそうな皆さんはなるべく具体的にキャリアにおける目標を定めることで会社とwin-winの関係を構築することを意識することをお勧めする。