良くも悪くも波乱万丈な1年間、人生で一番濃い1年間になったなぁと思う。
一言でまとめると、「自分を知った1年間」か。
今年度は、既存のビジネスを回すことに加え様々な新しい仕事にチャレンジさせて頂いた1年間だった。
具体的には、①輸出・3国間貿易の組成、②国内既存ビジネスモデルの転換、③国内新市場の開拓 である。
どれも目に見える結果を出すことはできなかったが、今後結果が出そうな匂いは上司に理解してもらえるレベルまでには到達させることができ、それなりの評価を頂くことができた。
それぞれの仕事に挑戦していく中で、追い込まれ、ボロボロに疲弊し、それでも知恵を絞ってなんとか前進させていた。追い込まれてどうしようもなくなった時、自分の強さや弱さと対面できた。
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大学時代、私はまさにプー太郎であった。
社会人になってからもしばしば「大学時代は何をしてたの?」と聞かれることがある。就活では何百回と答えてきた問いだが、砕けた空間でこの質問を問われると吃ってしまう。
正直に答えると、①最小の労力で卒業ぎりぎりの単位を取得すること、②最小の労力・時間でお金を稼ぐこと、③可愛い女の子のお尻を追いかけること、の3つくらいだ。
正直どれも職場では話したくないことばかりだ。
要するに何が言いたいのかと言うと、大学時代にこれだけは頑張ったと胸を張って語れることがないのだ。
ボロボロになり、追い込まれ、知恵を振り絞って困難に立ち向かった経験がなかった私は自分という人間が良く理解できていなかった。
今年度は色々な要因が重なり幸運にもある程度の裁量を与えられたため、自由に仕事をすることができた。
経験が乏しいにも関わらず、裁量が大きい分、丸裸で困難に体当たりせざるを得ない場面が多々あり、良くも悪くもそんな中で自分を知ることができ、自信がついた。
成長するためには荒療治が1番手っ取り早い。