商社マンの煩悩

総合商社マンが日々の業務・日常・就職活動について書き綴るブログ

インターン


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azukazu.hatenadiary.jp

前回更新した就職活動の流れの中で言及したインターンについて、割と衝撃的な内容だったので記事に。

ミーハーの私が最初にインターン参加のエントリーをした企業は、

コンサルティング業界だった。

 

 グループディスカッション

 

某有名コンサルディングファームのグループディスカッション(以下、GD)が私のGDデビュー戦であった。集団の中で発言したりすることは苦手ではなかったので、割と楽観的に考え、会場へ足を運んだことを覚えている。

 

GDでは、議論を開始する前に自己紹介がある。

私は自己紹介では常にウケを狙うことを考えていた。これが後のGDのバイブルになるのだが、経験値がない頃はダダ滑りすることが多かった。

私が寒い自己紹介をして失笑を買った後、隣の7:3分けヘアーの精悍な男が自己紹介を始めた。

 

私は

慶應義塾大学 経済学部 ⚪︎⚪︎ゼミに所属しておりまして」

内容は覚えていないが、慶應の⚪︎⚪︎ゼミのことをひたすら自慢していたことを記憶している。また、スマフォで研究内容が分かる写真を見せてきた。

これがよくいる意識高い慶應生か、、、と思っていたところ、その隣の7:3ヘアー2号がどうやらそのゼミのことを知っていたらしく、少し意気投合していた。

どうやら、コンサルや投資銀行へ毎年多くの内定者を輩出する有名ゼミらしい。

 

GDのお題は、「〜〜の売り上げを2倍に伸ばす施策を考えてください。」という凄まじく抽象的な内容であった。

 

GDのお題が出された途端、例の慶應生はホワイトボードの前に立ち、

「売上=単価×客数」

という誰にでも分かる公式をドヤ顔で書き始めた。

 

7:3慶應生「この式の通り、売上は単価×客数で表せる。

このお題からすると、客数を2倍に増やすことを考えた方が良さそうだね。」

 

ホワイトボード上で神々しく輝く公式を背にメンバー達をドヤ顔で主導する彼を見て私は思った。

 

こいつはなぜ、当たり前のことをドヤ顔で説明した上で、方針まで勝手に定めようとしているのか、、、

 

この7:3ドヤ顔慶應生はその後の議論でも常に主導権を握ろうと、いちいちメンバーの意見をまとめにかかってきた。

就活をしていてて思ったが、大抵の慶應生は非常に優秀だ。

ここでいう優秀とは、就活が上手いという意味だ。非常に就活慣れしている。

 

大学3年の冬まで合コンという名のGDに明け暮れていた当時の自分では到底太刀打ちできなかった。

 

このままでは何もできずに終わってしまうと思った私は、ロジックではなく感性を頼りに突飛な発言をすることだけを心がけた。私の突飛な発言は7:3ドヤ顔慶應生に終始却下されていたが、後日、奇跡的に通過連絡を頂きインターンに参加することになった。

 

 

インターン

インターンでのお題は、

「某有名企業の売上を伸ばす提案を考えてください。」であった。

渡される資料などは一切ない。

有価証券報告書を読み込んだり、投資家のフリをして企業のIR課の人に電話をしたりして情報収集をした。

 

インターンは5日間あるのだが、毎昼メンターに進捗状況を報告する時間がある。

初日はほぼ全員のインターン生の報告をメンター+人事が受けるのだが、日が経過するにつれメンターだけに報告することになるインターン生とメンター+人事に報告するインターン生に分かれる。

4日目の報告の際、部屋にメンターしかおらず不合格を確信して翌日の発表に来なかったインターン生もいた。

 

私はというと、大学の悪友である高橋を自宅近くのマックに呼び出し、連日ほぼ寝ずに高橋と作業をしつつインターンに参加していたため、最終日の進捗報告まで無事人事が付いていてくれた。

 

結果として、その企業から内定を頂くことができた。

高橋は大学時代は私同様のクズ生活を送っていたものの、中学・高校は某有名進学校に所属しており非常に頭がキレる奴であった。私の提案資料の8割は高橋の功績だった。

完全に高橋のおかげである。

高橋と仲良くしておいて良かった、と心から思った瞬間であった。

 

 この高橋とはこれ以来お互いに就活をサポートし合う仲になるのだが、高橋を一通り見て、人生のバイブルを種々学んだ。

就活から学んだこと≒高橋から学んだこと、といっても過言ではない。

 

このように、就活は割と仲の良い友人のレベルで内定先のレベルが決まってしまう節はある。

そしてその友達のレベル≒自分のレベルだ。

類は友を呼ぶのだ。

 

今思えば、慶応の○○ゼミも私と高橋のように協力しあってコンサルや投資銀行の内定を勝ち取っているのだと思う。

 

高橋、ありがとう。